2004年10月アーカイブ
努めてブレンドした珈琲豆を飲むようにしてからやっと一ヶ月を経過したので、わずかながら解ったことだけをご報告しておく。
まず第一に、「ブレンド」の珈琲はおなじ量の豆を使っても、単品の豆を使うときよりも濃く抽出される(ような気がする)。少なくとも味は濃厚になる。いつもとおなじ濃さの珈琲を淹れるために使う豆の量が少なくても良いようだ。いままでは普通なら一杯に15gの豆を使っていたが、「ブレンド」の場合は12gぐらいが適量のようだ。
原因は分からないが、たぶん微妙な成分の違いが味わいを増すのだろう。
第二に、「ブレンド」の豆のほうがよく膨らむ。これも原因は不明だ。普段お世話になっている珈琲屋さんのお話を聞くと、鮮度が落ちた豆でもブレンドのほうがよく膨らむのだそうだ。だからいわゆる「挽き売り店」でストレートを購入すると全然膨らまない豆を買う羽目になることがあるという。ストレートの豆は古い在庫の場合があり、さらに不味い珈琲に遭遇することさえあるという。
そして、「ブレンド」ばかりを飲んでいては味わいの異なる珈琲豆の差に鈍感になってしまう気もする。だから、11月はストレートと「ブレンド」を交互に淹れてみることにした。
次回のご報告がいつになるかはまだ分からない。
ほんとうなら、今月は毎日「ブレンド」を味わって毎週成果をここに報告するつもりだった。ところが事態は最悪となってしまった。8日から11日までは「友」と旅行をしたので、宿ではしこたま酒を浴びたが、まぁこれは仕方がないということにしておこう。
あとがいけない。
その翌週になって、「旧友」から連絡があり夕方から会うことになった。この時間から人と会えば、ぼくの場合は当然ながら、飲み物は珈琲ではない。そして、例によって例のものをさんざん浴びてしまった。泡の出るものもあったし出ないものもあった。彼の名誉のために断っておくが、彼とはいちおう泥酔寸前で別れた。
そしてそのあとはひとりで、ぼくは夜の街を暴走してしまったのだ。
そのあとのことは、あまりよく憶えていない。正気に戻るのに10日間ぐらいを要した。
やっと、正気に戻ってよく考えてみて、あることに気がついた。
そうだ、これは「フレンドの妙」だったのだ。
気を取りなおして今週からは「ブレンド」について考えてみることにした。




