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コピーライトひこぼし

2005年7月アーカイブ

il62_s.jpg ぼくはこの歳になるまでいろいろな旅行をした。だからいろいろなところで珈琲を飲んだ。

 そのなかで「最低最悪の珈琲」を飲んだのは、この飛行機の機中だろう。たぶんもう十年近く以前になる。
 ぼくはこの飛行機と同型のイリューシン62というソ連製の旅客機でモスクワへ行ったことがある。その機中で出された「珈琲らしき飲み物」の味はたぶん一生忘れない、と思う。その珈琲らしき飲み物は、美味しくないとかいう問題を超えていて、ただ熱くて濁っていた。香りも味も珈琲とはまったく次元の異なる飲料だった。
 もう、その後海外へ旅行したいとは思わなくなった。

■ひこぼしは8月上旬に「汎地球珈琲体験の旅」へ行きたいと考えている。
もちろん飛行機に乗るつもりは毛頭ないので、日帰りツアーを計画中で、帰国次第このページにて報告させていただく。【乞うご期待】

07_17ookuwa-magcup2a_1.jpg 先日のこのページで信州の喫茶店の事情話題にふれたばかりだが、今度はぼくが長野県を訪れることになった。

 やはり信州には喫茶店が少ない。街を走っていると蕎麦屋さんとラーメン屋さんとセブンイレブンばかりが目に入る。ぼくの友人のある人は、珈琲屋が見あたらないのに腹を立てて、「長野県は文化水準が低い」と、的はずれな評論をしていたけれど、まぁそれは冗談だとしても、街道沿いに気の利いた珈琲屋さんを探すのは至難の業のようだ。
 だからぼくも、今回の信州旅行では缶コーヒーに甘んじていた。

 唯一、カップで飲んだ珈琲は帰路に国道19号沿いの「道の駅・大桑」で飲んだものだ。ここの「道の駅」の珈琲はエスプレッソマシンの抽出で、味は凡庸だが、マグカップが「おまけ」になっている。今回も写真のマグカップをお土産に戴いた。
 もちろん350円の珈琲のオマケだから良くて「瀬戸物」、たぶん「中国製」の陶器で、品質を過剰に期待してはいけない。「旅のお土産」が一つ増えることに意義がある。そして、たいていの場合、しばらく使っているとひびが入ったり割れたりしてしまうので、増え続ける気遣いもない。良い趣向だと、いつもこの「道の駅」をぼくは愛用している。

 名東区の「豆蔵」さんの店先の珈琲の樹に一粒だけ実があった。
07_10mamezou-beans-w1a_1.jpg 昨年10月に咲いていた可愛い花のなかの一つが実ったらしい。このままうまく真っ赤に熟してくれればいいのだが。もしも真っ赤に熟したらまた写真に残そうと思うけれど、じつはこの実はあまりに小さいので、上手に写すことはぼくには難しい。

 こんどは誰か、プロの写真家に相談しよう。

 また、実はたった一粒だから、もし仮に完熟しても、どう考えても「豆蔵」さんの経営には寄与しない、と思う。

 名古屋人のひとりとして、旅行中にいつも困ることがある。
 旅行に出かけて、休憩をとるために街道沿いに「珈琲屋さん」を探しても美味しそうな感じのお店が滅多に見あたらない。それ以前に「喫茶店」らしきお店すら見あたらない。
 この問題はどうやらぼくだけが感じていることではないようで、先日もある人と、
「美味しそうな珈琲屋さんがない場合にどうするか」
 という話題をネタにして珈琲を飲んだことがある。
 その時、話し相手だった知人は、
「そうなれば珈琲ならどんな味でも、仮に缶コーヒーでもインスタントでも飲むだろうなぁ」
 と語った。
 ぼくの個人的な過去の経験では、街道沿いの喫茶店を何軒もパスして結局珈琲屋さんに入らなかったことが多い。またサービスエリアでも「ただのお茶」を飲んだことが多い。

 数年前に信濃路を走っていた時も「珈琲屋さん」はおろか「喫茶店」すら発見できなかった経験をした。そのときに、ふと気づいた。名古屋以外の地方では食事時以外にも営業されている「レストラン」は案外と美味しい飲ませてくれるようだ。
 名古屋人には「喫茶店文化」と呼ばれる風習があって、珈琲は喫茶店(広義の珈琲屋)で飲むものだという常識があるが、これは名古屋独特のもので、それ以外の地域ではレストランで飲み物だけを飲む客も歓迎してくださるようだ。
 これからは、旅の途中では「レストラン」を見逃さないようにしよう。

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