【97号】珈琲の値段《序》
しばらくのあいだ珈琲豆の話題が続いたので、今週は喫茶店での話題に戻そう。
ぼくが行く名古屋の珈琲屋さんでは珈琲一杯の価格はほとんどのお店で350円を下限としている。なかには例外もあるが、それらのお店ではほとんどの場合には珈琲豆の販売を兼ねて喫茶店営業をされている。
また、尾張西部地域には300~330円の価格設定の喫茶店もずいぶんあるらしいけれど、不幸にしてぼくはまだ訪問できていない。
ずいぶんと昔(ぼくがほんのこどもだった頃)には、銭湯と蕎麦と珈琲の値段が同じだったと聞くから、珈琲屋さんでの値段は蕎麦屋さんよりもがんばってくれている気がしないでもない。
名古屋には「喫茶店文化」なるものがあって、喫茶店(珈琲屋さん)の数が多い。その分だけお店同士には熾烈な競争があるわけだが、価格ではなく「おまけ」などの「付加価値」で競う傾向が顕著で、とくに全国的にも名古屋の喫茶店での「モーニング」は有名だ。
しばらく、名古屋の喫茶店について考えてみたいと思う。
とはいえ、最近では350円の珈琲にはなかなか出会えないようになった。





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