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2006年4月アーカイブ

 ネットで新聞記事を読んでいたらこんな記事を発見した。

雑記帳:朝はコーヒー代380円だけでパンとゆで卵が…
◇店内に設置したワゴン上から好きなだけ取る仕組み。セルフサービス方式のカフェに押されがちな中、同社が「お客さんを喫茶店に呼び戻すカンフル剤に」と導入を決めた。
◇05年の総務省家計調査によると、名古屋市の1世帯当たりの年間喫茶代は1万2757円と、全国平均の2倍強。同社も「喫茶店王国・名古屋」にあやかりたい?【扇沢秀明】
毎日新聞 2006年4月30日 東京朝刊

 どうでもよいが、名古屋にもこんなモーニングサービスのある喫茶店は滅多にない。たいていは厚切りトーストを斜め半分にマーガリンとゆで卵(希にサラダ)くらいだろう。ゆで卵のお代わりというお店もぼくは知らない。
 この「珈琲館」という喫茶店チェーンは名古屋にもあるのだろうか。

【115号】追記

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 この「珈琲館」という喫茶店はあまり名古屋人には馴染みがないから、不覚にもその存在を承知していなかった。が、ちゃんとインターネット上にはお店のサイトがあって、このあたらしいサービスの紹介もされていた。
 詳しくは「珈琲館」というサイトを参照されたい。

 スーパーによっては珈琲豆の棚とは別に、レジの外側で珈琲豆を売っているテナントのあるお店もある。この場合はその地方の有力なロースターさん(焙煎業者)の直営の事が多い。
 このようなテナントで販売されてる珈琲豆は、珈琲のならぶ棚の商品よりは焙煎後の鮮度がよいことはたぶん確実で、そのロースターさんまで出向く必要がないから気軽により美味しい珈琲豆を購入できる場合が多い。
 この場合の問題はそのテナントのロースターさんの経営方針で、必ずしもたくさんの喫茶店に卸している有名なロースターさんの珈琲豆の品質が高い保証はない。名古屋に限らず街の喫茶店では珈琲豆を仕入れるときに品質より価格を優先する傾向があり、こうした需要に応える経営を主眼とされているロースターさんの珈琲豆は選別を疎かにしている可能性が高い。しかも、小売価格は必ずしも良心的ではない場合も多い。
 誰でもレジの外の珈琲豆屋さんのほうが良質な珈琲豆を販売していると信じるだろうけれど、レジの内側の棚の有名ブランドの安価な珈琲豆に劣る味の珈琲豆を平気で売っている場合だってあることを肝に銘じておいて、一度試しに購入してみてあまり美味しく感じなかったら、そのテナントを見限る勇気を持ちたい。
 まもなくそんなテナントは姿を消すだろう。
 その価格に見合う価値のある美味しい珈琲豆をまじめに販売されるような良心的なテナントを置いているスーパーもたくさんあることは言うまでもないが。

 スーパーマーケットでは一杯ずつ抽出するような紙製の「ドリップパック」と呼ばれるような商品も見かける。これならミルはもちろんドリッパーも不要だから気軽にどこでもレギュラーコーヒーを抽出できる。
 これは非常に簡易だから旅行のお供には重宝な仕組みになっているし、実際ぼくが入院中には数種類を試してみた経験もある。この手の珈琲を総じて評価すると、一般においしい珈琲に出会うことは期待しない方がよい。過去の経験で飲むに値した珈琲は、乳製品の棚などで冷凍または冷蔵状態で販売しているスジャータの「きくのIFCコーヒー」が唯一だ。この製品にも豆の量の少ない製品があるからご注意されたい。もとよりカップ一杯の珈琲には珈琲豆8gでは不足だと思う。
 また、通信販売で同様のドリップパックを大々的に販売されている会社があるようだが、愚生はこの製品にまだ挑んだことがないので、評価を見送る。

 愚生はドリップパックの珈琲について、これはいよいよ困ったときにコンビニエンスストアで調達する商品だという認識を持っている。

 珈琲は好きだけれどおいしい珈琲豆を調達する方法に苦慮されている方も多いと思う。まずいちばん簡単な入手方法は近所の食品スーパーの棚を探すことだろう。
 ふつうの食品スーパーには珈琲・紅茶と日本茶をならべた棚があって、その中にインスタントコーヒーと珈琲豆が含まれている。どうも最近の傾向ではインスタントよりレギュラーコーヒー(珈琲豆)の専有面積が増加している気配がある。缶コーヒーとパック詰めの抽出されたコーヒーはこれとは別の棚にならんでいて、缶コーヒーはコーラ飲料などと同じ扱い、パック品は乳飲料と同じ棚にならんでいるようだ。これらは珈琲とは異次元の飲み物なのだろう。

 さてインスタントコーヒーに混じって並べられている珈琲豆には大別して「粉」の状態と「豆」の状態とがあり、一袋の量目は200g~1kgなど多種多様だ。珈琲の製造メーカーも全国的な販売組織をもつ大手メーカーが多いが、地場ロースターの製品を扱うお店もある。また一定の規模以上のお店では店頭に自由に使えるミルを備えている場合も多い。
 だから、スーパーで販売している珈琲豆の品質が必ずしも劣悪だとは限らないし、スーパーでも一定の水準以上の珈琲豆の調達は不可能ではない。

 よく珈琲豆の保存に関して「粉で二週間、豆で一ヶ月」というような目安を耳にする。ところがスーパーの店頭の商品の「賞味期限」を確認すると10ヶ月くらい先の日付の商品が多い。これは役所(たぶん経済産業省)が珈琲豆の品質保持期間を一年認めているせいで、11ヶ月以上先の印字があればその商品は製造後一ヶ月を過ぎていないと逆読みできる。ぜひこれをチェックして最もあたらしい焙煎の商品を選びたい。
 せっかく店頭にミルが置いてあれば豆の状態の商品を買って、粉砕してレジを通ったほうが確実だけれど、その後で家で長期間の保存をするのではあまり意味はない。
 スーパー派のみなさまも、是非家庭に一台はミルを置いておきたい。価格と性能を比較した場合には安価な電動ミルが適当だろう。電池式の安価なミルがあれば家庭で淹れる珈琲豆を瞬く間に挽いてくれるだろう。

この項、続く

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