【129号】コーヒーソング20
じつは先日ある人からこの本の存在を教えていただいていて、果たして購入する価値があるかどうかを悩んでいた。ところが先日「BK1」というネットの本屋さんから500円分の「お誕生日お祝いクーポン」なるものが届いたので、ついまた例によってブラウザのボタンをポチッとしてしまった。
珈琲関連書籍の多い「いなほ書房」という名前のあまり大手でない出版社で2004年4月に発刊されたこの「コーヒーソング20」という書籍は、その題名の通りに20曲の珈琲を題材としたポップスなどを紹介しているが、そのうち一曲を除いてあとは外国曲だ。また、ぼくより一回りくらい年長と思われる著者は岡山県倉敷市の珈琲専門店の主任と名乗っていて、この出版社の発行する雑誌の5年間の連載をまとめたものだとされている。
まだ精読していないのでその内容について個々に触れることを今回は見送るが、この程度の内容ならどう考えてもインターネット上のブログの世界を見渡せば充分識ることが可能だろう。また、この著者の文章もやや魅力に欠ける。
インターネットの世界を識ってしまったぼくら以後の世代のものにとって、書籍の購入を考える場合にあらかじめその中身を吟味することの重要さを思い知った一冊かもしれない。またインターネットの普及のなかでの既存の出版業界の生き延びる道について考えさせられた一冊でもある。
まんまと「衝動買いの罠」にはまったと言ってもよい。





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