近所の珈琲屋  トップページメニュー>週刊・近所の珈琲屋
コピーライトひこぼし

【トピックス】運命の三分間一本勝負

| コメント(0)

 昨日6月1日付「朝日新聞Be-Entertainment(通称赤ビー)」の「やって未体験」に『運命の三分間一本勝負・コーヒー入れ』と題した記事があった。
 その内容をここでご紹介したいけれど、残念ながらその紙面を読むか「アスパラクラブ」という無料会員制サービスに加入している人しか読むことが出来ない仕組みなので、ここに内容を引用するのは見送る。
 内容はいたってお粗末で、与えられた珈琲豆を「ハンドドリップ」で美味しく抽出する技法の中の一例を紹介しているに過ぎない。また珈琲豆の鮮度や品質で淹れた珈琲の味が大きく左右されるということには一切触れていない。天下の朝日新聞の取材にしては「粗」の目立つ記事だったが、取材した対象が東京に本社を置く某大手焙煎業者だから、全国のスーパーなどで挽いた粉末の状態で長期保存された商品でもなんとか“マシな味”の珈琲を飲む一手段を披露しているというだけだという印象を大きく感じる。
 確かに世の中には「インスタントラーメン」を美味しくする技とか、傷みかけの野菜の活用術とかいう記事も読者にとって参考になるから、今回の「三分間一本勝負…」という記事もまったく無意味ではなかろう。
 とはいえせっかく日本で最大級のロースターの珈琲教室の取材をしたのだから、せめて珈琲豆の鮮度についてももう少し丁寧に触れて欲しかった。また記事の中に冷凍保存して頻繁に出し入れを繰り返すより冷蔵庫か常温で保存するほうが良好だ、というような意味の文章があったが、これにも異論がある。長期間保存する場合には冷凍庫のほうが優れているし一旦解凍したら、その後は常温で保管して短期間で飲み終えるべきだ。
 いずれにせよどんなに「ハンドドリップ」の技(わざ)を磨いても、その素材が某大手焙煎業者がスーパーの店頭に挽いた状態で販売しているような珈琲豆(粉末)ではほんとうに美味しい珈琲は期待できないことだけは間違いない。

珈琲豆は珈琲豆屋さんで焙煎したてを豆のまま買いましょう!

コメントする

過去の記事

2003
4 5 6 7 8 9 10 11 12
2004
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2005
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2006
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2007
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2008
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2009
1

ご意見はこちらから

最近のコメント

トラックバック

Powered by Movable Type 4.23-ja
Ver:4.23-ja

近所の珈琲屋 total:today:yesterdy:
Ver 4.2306
コピーライトひこぼし