【153号】コーヒー
ぼくは音楽を聴くことが嫌いでないし、CDを蒐集することも好きだ。とはいえ銭を出してCDを購入するにあたっては「買うべきジャンル」を限定している。なんでもとりとめなく買い始めたら無限に銭が要るから、
【1】日本人のミュージシャン、または日本語の歌唱のあるCD。
【2】原則として新品は避ける。
という二点のキマリを守っている。
まれに例外もあって、今回のCDもその「例外」に属する。昨年だったか、ある珈琲屋さんで珈琲の登場するポップスを探しているという話題になったときに、この曲の存在を教えていただいた。奥田民生の歌う「コーヒー」という曲で彼がユニコーンを解散してから二枚目の「30」というアルバムに収録されていて、シングルカットもされている曲だ。
休みが必要だ てれびがそう言っている
コーヒーで一息いれろと言っている なるほど
このアルバムのタイトルは「30」だから奥田民生が三十歳の歳の作品で、まだそんなに若いのかと思ったがこのCDの制作は1995年だから、もういまや彼も五十に近い年齢になっている。
何度かこの曲を聴いてみたが、ぼくはやはり男声のロックをどうも好きになれないので、結局いまやCDの棚の隅に死蔵している。





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