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【157号】家庭でも珈琲を《序》

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 最近ではスーパーマーケットやコンビニエンスストアの店頭にもたくさんの珈琲がならんでいる。
 そのまま飲める「缶コーヒー」や「ボトル」は今回の話題から除くと、「コーヒー・紅茶」という棚の約半分はコーヒーで、そのまた半分は「インスタントコーヒー」であとの残りが「珈琲豆」という構成になっている場合が多い。
 小さな食品スーパーやコンビニには珈琲豆を置いていない場合もあるし、珈琲豆は置いていても豆の状態では販売していないお店もある。

 家庭でいちばん手軽な珈琲といえば、やはりインスタントコーヒーに勝るものはない。粉をカップに入れておいてお湯を注ぐだけだから、日本茶や紅茶より更にお手軽な飲み物でもある。紅茶はもちろん日本茶でも、お湯の温度とかけっこう面倒な気配りが要る。もちろん缶コーヒーはさらにお手軽だが、ぼくはあれを珈琲だとはと分類していない。
 ところがそのインスタントコーヒーというものは入れ方は簡単だが格別おいしい飲み物ではない。また、思ったより価格が高い。最近ではフリーズドライの技術が向上してきて、その辺の喫茶店よりマシな味の製品もあるけれど、かなり高価な飲み物になる。
 またインスタントコーヒーは珈琲豆から一旦珈琲液を抽出して、それを粉末にしているのだから元来珈琲豆より安価なはずがない。

 ここのところ安価なドリッパーや家庭用のコーヒーメーカーの普及も追い風となって、家庭でもいわゆる「レギュラーコーヒー」を淹れる家が増えている。

 今週から「家庭でもコーヒーを」と題して、とりとめのない愚見を披露するのでしばらくおつきあいいただきたい。また5回から10回に分けたとびとびの連載を予定している。

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