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【179号】珈琲と発がん性

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 昨日のNHKニュースで以下のような内容の報道がなされた。

 コーヒーをよく飲む女性は飲まない女性に比べて子宮の内膜のがん「子宮体がん」になりにくいことが、東北大学を中心とする研究グループの調査でわかりました。特に閉経後の女性で効果がよりはっきりと現れていました。

 東北大学を中心とする厚生労働省の研究班は、宮城県内の80歳未満の女性およそ320人を対象に、コーヒーを飲む量と「子宮体がん」と呼ばれる子宮の内膜のがんの発症との間に関連があるかどうか調べました。その結果、子宮内膜のがんのうち、女性ホルモンの影響を受けやすい種類のがんについては、コーヒーを飲む量が多ければ多いほどがんになるリスクが低くなっていることがわかりました。
 具体的には、コーヒーを毎日2杯以上飲んでいたグループは、週に1~2杯しか飲まないと答えたグループに比べて、がんになるリスクがほぼ半分になっていたということです。特に閉経後の女性で効果がよりはっきりと現れていました。研究班のメンバーで東北大学医学部産婦人科の伊藤潔准教授は「コーヒーに含まれているさまざまな成分が総合的に作用してがんのリスクを下げると考えられる。どの物質が最も影響しているのか突き止められれば将来的にがんの予防や治療に役立てることが期待される」と話しています。


 いつもこの手の報道に接して考えるのだが、たった320人の調査で疫学的な傾向が実証されるのだろうか。仮にこれが3200人の調査で、その中の発症率の数字まで公表しているのなら信頼するに足りるが、たったの320人の調査で、こんなに大きく断定的な公表をしても良いのだろうか。
 こんな報道が世にはびこると、銭儲けにたくましい業者から近々「コーヒーサプリ」も発売されるかもしれない。

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