【194号】ハリオのコーヒーミル
先日、こんなミルを発見して、すぐにオーダーした。というのは、数年使用しているカリタの安価なプロペラ式電動ミルのスイッチが不調で困っていたからだ。
こちらの正式な商品名は「ハリオ コーヒーミル・セラミックスリム」で、価格は約2,500円。ぼくが手動式のミルを使うのは、若いころ持っていた例の「スポング」以来だから、もうかれこれ三十年ぶりくらいにもなる。
今回のこの製品では一杯の珈琲豆を挽くのにハンドルを60~70回も回さなくてはならないから、スポングミルのように高速ではないけれど、真ん中が細くくびれた持ちやすい形状でハンドルも回しやすいのでさほど苦痛には感じない。
またホッパーに豆を入れるとき、一回ごとにハンドルを外さないとふたが開かないのでやや不便だが、簡易な形状にする工夫だからこれもやむを得ないだろう。
また、下部の透明なボトル部分に目盛りが切ってあって、説明書によればこれを目安にすれば、珈琲豆をあらかじめ計量する必要がないとされている。ところがぼくの場合には挽きはじめたらほんの数十秒とはいえ一心不乱だから、そんな目盛りを注視する余裕はない。だから、やはり計量は必要だ。その代わりこのボトルは細い円筒形をしているので、挽いた珈琲豆を抽出器具に入れるとき外にこぼす心配がない。
このミルの臼の刃はその名のごとくセラミック製で、また、すべてのパーツを分解して水洗いができる。だから、いつも清潔な状態でおいしい珈琲豆を挽くことができる。
【写真は分解した状態】上下の臼に珈琲豆のかすが残っているのが見える
挽く珈琲豆のメッシュは臼の下についている調節つまみ(写真右下)で調節することができるが、メッシュの表示はないから最初は試行錯誤で自分の好みに合わせる必要がある。
当然だがパーツを分解して水洗いをしたら、調節は振り出しに戻る。また、このミルは一度に二杯分の珈琲豆しか挽くことができない。だから家族の多い家庭には向いていない。
いずれにせよ、この「セラミックミル」のコストパフォーマンスはかなり評価できる。おそらくセラミックの臼が摩耗する以前に、ほかのどこかのパーツを割ってしまうとかで寿命を終えるだろう。
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